環境や衛生に関する問題は、CO2排出による地球温暖化や生物多様性の減少など地球規模のものから身の回りの快適環境維持に関するものまで多岐に渡っており、近年では有害物質使用施設等の移転に伴う土壌汚染の顕在化、アスベスト含有建材問題、リスクアセスメントの未実施による業務上疾病(胆管がんなど)の発生、細菌やウィルスによる感染症の発生など新たな問題も発生しています。
こうしたなか、株式会社鹿児島環境測定分析センターは、大気・水・土壌・騒音振動・悪臭などの環境問題、労働者の健康確保、飲料水や空気環境のような生活環境の確保など、環境や衛生に関する諸問題の解決を主なテーマとして取り組んでいます。また、分析を用いた科学的知見に基づき、異物混入や製品不良の原因調査とその改善等による生産性向上に貢献して参ります。
われわれは、これらの取組を通じ、経済・社会的課題の解決と持続可能な社会の構築を目指します。
水質分析
■水質汚濁防止法に基づく水質分析
・河川水
・海水
・地下水
・事業場排水(工場排水)
・生活排水
・農業用水
・浄化槽排水
・下水道放流水
・ゴルフ場農薬
・ダイオキシン類
■成分及び機能試験
・各種工業用水の成分分析
・純水分析 |
大気・排ガス測定
■大気汚染防止法に基づく排ガス・大気測定
・各事業所のボイラー排ガス
・ディーゼル発電設備の排ガス
・廃棄物焼却炉等からのばい煙
・大気環境の粉じん・ガス
・有害大気汚染物質
・揮発性有機化合物(VOC)
・石綿(アスベスト)粉じん量調査(敷地境界、室内) ・ダイオキシン類
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騒音・振動測定
■騒音規制法及び振動規制法に基づく騒音振動測定、音響調査、振動調査
・環境騒音
・自動車騒音に係る環境基準達成状況の評価(面的評価)
・工場騒音及び振動
・交通騒音及び振動
・建設作業騒音及び振動
・新幹線騒音及び在来線騒音等の鉄道騒音
・航空機騒音
・音響調査(床衝撃音、
・周波数分析、騒音及び振動源の特定・対策
・低周波騒音
・環境センサス
・学校環境衛生
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産業廃棄物の分析
■産業廃棄物の処理基準に係る分析
・燃え殻
・汚泥
・廃油
・廃酸、廃アルカリ
・廃プラスチック類
・紙くず、木くず、繊維くず
・動物性残さ、動物系固形不要物
・ゴムくず、金属くず、ガラス・コンクリートくず
・鉱さい
・がれき類
・家畜のふん尿、死体
・廃油中PCB分析(変圧器・ブレーカーの絶縁油)
・その他
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土壌分析
■土壌汚染対策法に基づく土壌汚染調査
・土壌含有量調査
・土壌溶出量調査
・土壌ガス調査
(・地下水)
(・水底土砂)
(・底質)
■ 地歴調査
・敷地及び土地利用の概要
・土地利用の変遷調査
・現地踏査
・自治体の担当係との内容打合せ
■土壌診断
・農業にかかる土壌物理的、化学的診断
・作物栄養診断
・土壌養分診断
・施肥改善
■土質試験
・性質試験 |
臭気測定
■悪臭防止法に基づく臭気測定
・悪臭原因物質濃度測定 (敷地境界・排出口)
・臭気指数測定(敷地境界・排出口・排出水)
■脱臭装置性能試験 |
環境アセスメント
■生活環境影響調査
廃棄物処理法に基づき、廃棄物処理施設の新設や変更時の申請手続きに必要な生活環境影響調査書を作成致します。
・現況調査及び予測
・環境保全対策立案
■環境アセスメント
・現況調査及び予測
・その他調査に係る事項 |
労働衛生コンサルタント
■事業場の労働衛生診断
■リスクアセスメント
■講習会への講師派遣
■局所排気装置の設計・施工
■その他事業場の労働環境改善指導・助言
作業環境測定
■労働安全衛生法に基づく作業環境測定
・粉じん(粉じん濃度・遊離けい酸)
・特化物(ホルムアルデヒド・エチレンオキシド他)
・有機溶剤(メタノール・トルエン・...)
・X線
・金属(鉛)
・石綿(アスベスト)
・騒音その他
■個人ばく露測定
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シックハウス測定
■室内環境濃度指針、改正建築基準法、学校衛生の基準等に基づく室内化学物質濃度測定
・パッシブ法
・アクティブ法
・検知管法
・ダニアレルゲン
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含有・成分分析
各種試料中の成分を分析調査致します。
・食品
・欧州有害物質規制(EU指令WEEE、RoHS及びELV)に基づく使用制限物質の分析
・構成成分
・PRTR(化学物質排出移動量届出制度)に基づく化学物質
・ポジティブリスト制度に基づく残留農薬試験
・その他含有成分等
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肥料(堆肥)分析
■肥料取締法に基づく肥料分析
・たい肥品質表示項目
・有害物質
・原料溶出試験
・植害試験
・その他性能試験 |
衛生管理
病院、厨房、食品工場、ホテル等における食中毒菌及び異物混入等防止に係る衛生管理を実施致します。
・拭き取り検査
・環境調査
・その他細菌検査
・検査に基づく改善方法の提案 |
飲料水検査
■水道法,ビル管法及び学校環境衛生に基づく飲料水水質検査、貯水槽並びに井戸水検査
・ビル管法飲料水検査
・井戸水検査
・水道水水質検査
・飲料水検査
・ミネラルウォーター
・快適水質基準
・クリプトスポリジウム |
温泉分析・浴槽水検査
■温泉法に基づく温泉分析、定期レジオネラ検査
・温泉成分分析
温泉中分析(保健所登録申請用、10年毎更新)
温泉小分析
・温泉飲用試験
・レジオネラ検査
・公衆浴場浴槽水水質基準項目
■改正温泉法に基づく可燃性天然ガス(メタンガス)測定 |
プール水検査
レジオネラ属菌によるレジオネラ症等、各種感染症が問題となっています。
定期または臨時水質検査により、水質管理を行うことをお勧め致します。
・レジオネラ検査
・プール水水質基準項目
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材料の分析
・化学・機器分析
・化合物構造分析
・表面分析、形態観察
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アスベスト分析
■建築物等の解体等の作業における事前調査(解体前事前調査)
・一次スクリーニング(書類調査)
・二次スクリーニング(現場調査)
・石綿含有分析(定性・定量分析)
■・石綿含有判定試験(アスベスト6種0.1%基準の判定)
建材製品(吹付け材・波板スレート・石膏ボード・Pタイルその他)
分析方法:JIS A 1481「建材製品中のアスベスト含有率測定方法」 、基安化発第0828001号別添「天然鉱物中の石綿含有率の分析方法」
■アスベスト粉じん量調査(公共建築改修工事標準仕様書に基づく測定、敷地境界、室内環境) |
設備管理・設計
■水処理施設の管理
・水処理設備の定期点検
・異常時の報告、対応提案
・設備の更新改善計画提案
■局所排気設備設計
有害物質等の取扱い場所における局所排気設備の設計及び法定定期検査
・局所排気装置の設計及び施工
・局所排気装置等の法定定期検査
・改善後の制御風速測定及び作業環境測定による確認 |
残留農薬分析
・農作物(果菜類、葉菜類、根菜類、果実類、雑穀類)
・食品(生鮮食品・加工食品)
・飼料 |
放射能(放射性物質濃度)測定
・ミネラルウォーター類(水のみを原料とする清涼飲料水をいう。)
・原料に茶を含む清涼飲料水
・飲用に供する茶
・乳および乳飲料
・乳児の飲食に供することを目的として販売する食品
・上記以外の食品(乳等を除く)
・汚泥肥料
・肥料
・土壌改良資材
・培土
・家畜用敷料
・飼料
・飛灰、焼却灰
・再生利用製品
・汚泥
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登録及び認証
国際品質保証規格 ISO9001認証取得
計量証明事業所 県知事登録 第54号[濃度]
計量証明事業所 県知事登録 第77号[音圧レベル]
計量証明事業所 県知事登録 第78号[振動加速度レベル]
作業環境測定機関 第46-2号
水道法第20条登録検査機関 第151号
建築物飲料水水質検査事業 鹿児島県30水第1号
温泉分析機関 鹿児島県第3号
土壌汚染指定調査機関 環2003-1-874
第2種臭気測定認定事業所 第281(01)号
鹿児島市環境管理事業所 第158-1号
©2004 Kagoshima-kankyo corporation Co.,ltd.